<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<rss version="2.0" xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom">
  <channel>
    <title>Future Society 22</title>
    <description>デジタル化の先に浮かび上がる、来るべき未来を考え、豊かな社会を作り上げていくための提言を行います。</description>
    <link>https://www.future-society22.org/</link>
    <atom:link href="https://www.future-society22.org/blog/feed.xml" rel="self" type="application/rss+xml"/>
    <item>
      <title>「お茶と権力」に学ぶ身体情報の価値    信長・秀吉も駆使した「人心掌握ツール」はデジタル時代にも通じるか  （大日本茶道学会会長／公益財団法人三徳庵理事長・田中仙堂氏）   </title>
      <pubDate>Fri, 13 May 2022 18:27:42 -0700</pubDate>
      <link>https://www.future-society22.org/blog/tanakasendo</link>
      <guid>https://www.future-society22.org/blog/tanakasendo</guid>
      <description>&lt;p class="MsoNormal" style="font-size: 83%;"&gt;　コロナ禍に見舞われた2020年代は、多くの人が周囲とのコミュニケーション手段について考え直す機会ともなった。公私に渡るリモートミーティングの定着、いわゆる「飲みニケーション」の減少――。しかし考えてみれば、現代ほど人が密に連絡を取れるようになったのはわずかこの数十年に過ぎない。対面し、時と空間を共にすることは、人にとってどんな価値があるのか。2022年、著書の『お茶と権力　信長・利休・秀吉』（文春新書）で、茶道が武家社会に必要不可欠となった構造を説いた田中仙堂氏に話を聞いた。（聞き手：柴沼俊一/構成：中川雅之） &lt;/p&gt;&lt;p class="MsoNormal MsoNormal MsoNormal" style="font-size: 83%;"&gt;&lt;span style="color: #444444;"&gt;【プロフィール】 田中 仙堂（たなか・せんどう） &lt;/span&gt;1958年生まれ。本名・田中秀隆。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得。大日本茶道学会会長、公益財団法人三徳庵理事長として茶道文化普及に努める傍ら、徳川林政史研究所や徳川美術館にて歴史・美術を研究。著書に『千利休――「天下一」の茶人』（宮帯出版社）、『近代茶道の歴史社会学』（思文閣出版）など多数。 &lt;/p&gt;&lt;p class="MsoNormal MsoNormal" style="font-size: 100%;"&gt;&lt;span style="color: #000000;"&gt;&lt;strong&gt;――ご著書を読むと、「お茶」あるいは「お茶会」というものが武家社会の発展にいかに寄与し、またその後、文化として日本の基盤に組み込まれていったか分かる気がします。なぜ今、この本を書こうと思ったのですか？ &lt;/strong&gt;&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;&lt;p class="MsoNormal MsoNormal" style="font-size: 100%;"&gt;&lt;strong&gt;田中 仙堂（以下、田中）：&lt;/strong&gt;これは過去に書いた本でもそうですけれど、単純にお茶に対する理解を深めたいと思ってのことです。逆に質問してしまって恐縮ですが、例えば家族の集まりで抹茶を出してみんなで飲んだとしましょう。お茶は飲むんだけれどもみんなそれぞれ別のことをしていて、用事が済んだら帰る。こういう場を、他の人に「昨日、家族でお茶会をしてさ。」などと話しますか？ 。&lt;/p&gt;&lt;p class="MsoNormal MsoNormal"&gt;&lt;span style="color: #000000;"&gt;&lt;strong&gt;――そう言われると、抹茶はみんなで飲んでいても、「お茶会」とは呼ばないですね。 &lt;/strong&gt;&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;&lt;p class="MsoNormal"&gt;&lt;strong&gt;田中：&lt;/strong&gt;そうですよね。非常にあいまいな差ではありますが、我々の意識の中で「お茶会」が成立するにはもう少し要件が必要です。例えば主催側の家がきちんと迎え入れるための準備をする。お茶やお茶菓子だけでは足りなくて、相手のことを考えながらどんな道具でもてなすのがふさわしいかと考える。そういうことがあって初めて成立するわけです。名物としての道具の鑑賞という面もありますが、本質はやはりそうしたコミュニケーションです。 &lt;/p&gt;&lt;p class="MsoNormal" style="font-size: 20px;"&gt;&lt;span style="color: #816354;"&gt;&lt;strong&gt;公家文化に対抗　武家で芽吹いた「お茶文化」&lt;/strong&gt;&lt;/span&gt;&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p class="MsoNormal MsoNormal"&gt;&lt;strong&gt;――そんなお茶が、室町政権時代に公家文化に対抗するためのものとして武家で芽吹いたというのは意外でした。 &lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;&lt;p class="MsoNormal"&gt;&lt;strong&gt;田中：&lt;/strong&gt;　はい。鎌倉時代から武家にお茶というのは文化として入ってくるんですが、この時は特別な意味を持ちませんでした。しかし室町に政権ができて、それまでの公家文化が浸透した地域に武家が出入りするようになって状況は変わります。当時の公家の文化と言えばなんといっても連歌。上の句と下の句を別の人が詠む和歌ですね。簡単に言えばこれが上手い人が周囲の尊敬の念を集めていました。 &lt;/p&gt;&lt;p...&lt;a href=https://www.future-society22.org/blog/tanakasendo&gt;Read More&lt;/a&gt;</description>
    </item>
    <item>
      <title>元日経ビジネスニューヨーク支局長篠原匡氏が米国大統領選挙前に語る～トランプ政権下で露になった「分断された米国」の行方</title>
      <pubDate>Tue, 15 Sep 2020 07:12:50 -0700</pubDate>
      <link>https://www.future-society22.org/blog/shinohara</link>
      <guid>https://www.future-society22.org/blog/shinohara</guid>
      <description>&lt;p style="font-size: 80%;"&gt;2020年11月米国の大統領選挙の前に、「米国トランプ政権下での社会構造変化」について考える。今回の対談の相手はフリージャーナリストの篠原匡氏。米国で取材をしてきた彼に、トランプ政権下で米国の「深部」で起きた変化について伺った。世界の覇権国家である米国がその地位を降りたとき何が起きるのかーー。話は、21世紀に訪れる「ゆるやかな帝国」時代の社会にまで及んだ。（Future Society 22）&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;strong&gt;──篠原匡さんは2019年3月まで日経ビジネスのニューヨーク支局長を勤められていた。その時の取材経験をもとに『&lt;/strong&gt;&lt;a href="https://amzn.to/3mi9Ooe" target="_blank"&gt;&lt;strong&gt;アメリカ人vsグローバル資本主義&lt;/strong&gt;&lt;/a&gt;&lt;strong&gt;』という新刊を2月に出版していますね。この本は、日本人が知らないアメリカ人の姿がこれでもかと言うくらいに描かれていて、とても面白かった。2016年11月の大統領選でトランプ氏が勝利したときは本当に驚きました。米国の友人はみんなヒラリーだと話していましたから。ただ、よくよく考えれば、米国も多様で、東海岸や西海岸のような米国もあれば、「ラストベルト（錆び付いた工業地帯）」と言われるような中西部の工業地帯も米国もある。僕が見てこなかった、“もう一つの米国”があると気づかされました。&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;&lt;p class="s-text-color-brown"&gt;&lt;span class="s-text-color-brown"&gt;&lt;strong&gt;篠原： &lt;/strong&gt;&lt;/span&gt;この本は、4年3カ月にわたる米国駐在の最後の2年で取材した内容をまとめたものです。取材の際の問題意識は柴沼さんと同じで、前回の大統領選で明らかになった東海岸や西海岸とは異なる米国を見てみたい、と思ったところにあります。僕も、結局はヒラリー・クリントン氏が勝つと思っていましたから。どのようにして知らない米国を「覗き」に行くかを考えた末、貧困や薬物汚染など、さまざまな社会問題に直面する人々の話を聞き、ミクロの物語を通して米国の今の姿を描く連載企画を作ることにしました。それを続ければ、トランプ大統領が誕生した背景や米国の変化が見えるだろうと。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;今年は11月に再び大統領選があります。その前に、改めて米国の深部で起きている変化や社会の変容を理解することが大切だと思っています。書籍で書かれているような具体的なファクトを見ることが、大きな構造変化を捉えることにつながると感じています。&lt;/p&gt;&lt;p style="font-size: 80%;"&gt;&lt;strong&gt;篠原匡（しのはらただし）&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;&lt;p style="font-size: 80%;"&gt;編集者、ジャーナリスト、ドキュメンタリー制作者&amp;nbsp;&lt;/p&gt;&lt;p style="font-size: 80%;"&gt;1975年生まれ。1999年慶応大学商学部卒業、日経BPに入社。日経ビジネス記者や日経ビジネスオンライン記者、日経ビジネスニューヨーク支局長、日経ビジネス副編集長を経て、2020年4月に独立。著書に、『グローバル資本主義vsアメリカ人』（日経BP、2020年）、『腹八分の資本主義』（新潮新書、2009年）、『おまんのモノサシ持ちや』（日本経済新聞出版社、2010年）、『神山プロジェクト』（日経BP、2014年）など。現在、蛙企画にて最新のルポルタージュとドキュメンタリーを作成。「Voice of Souls」で掲載。&lt;/p&gt;&lt;p class="s-text-color-brown" style="font-size: 60%;"&gt;&lt;span class="s-text-color-brown"&gt;&lt;strong&gt;ミクロの物語を通じて、「知らない米国」を覗く&lt;/strong&gt;&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;strong&gt;─当時、取材はどこから始めたのですか？&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;&lt;p class="s-text-color-brown"&gt;&lt;span...&lt;a href=https://www.future-society22.org/blog/shinohara&gt;Read More&lt;/a&gt;</description>
    </item>
    <item>
      <title>「人間とはなにか」という問いから社会を見つめ直す（リバネス髙橋修一郎代表取締役社長COO/サイキテック研究所・江川伊織所長)</title>
      <pubDate>Fri, 21 Aug 2020 05:54:37 -0700</pubDate>
      <link>https://www.future-society22.org/blog/takahashi</link>
      <guid>https://www.future-society22.org/blog/takahashi</guid>
      <description>&lt;p style="font-size: 80%;"&gt;金融資本主義から共感資本主義へ。価値観が大きく変わろうとしている今、社会を構築する様々な制度の見直しが必要になっている。そのとき、重要になってきたのが「人間とは何か」との問い掛けである。従来のような哲学的な見地だけではなく、科学的なアプローチで「人間論」を再構築する動きが出てきた。研究者のコミュニティーを作ることで、イノベーションを起こそうとしているリバネス社の髙橋修一郎代表取締役社長COOとリバネス傘下のサイキテック研究所・江川伊織所長に、最先端の研究から見えてきた「人間」像について聞いた。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;strong&gt;――コンピューターの発達であらゆるコストがゼロになり、従来の金融資本主義は大きく変わろうとしています。今後、人はモノではなく、より一層「心の豊かさ」を求めるようになると言われています。これまで人間はモノやサービスの所有権を主張してきました。また、人間は合理的な判断ができる代わりにその判断に対して義務も負ってきました。これが現在の社会制度を支える「前提」だったのですが、モノやサービスの価値が低下した今、前提が大きく変わっていく、と見ています。&lt;/strong&gt;&lt;br&gt; &lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;strong&gt;また、そもそもの「人間は合理的経済人である」という捉え方についても揺らいでいます。アメリカの行動経済学者であるダニエル・カーネマン氏によると、人間の判断のうち95％は感情によるもので、その結果を見て合理的だったように後付けで説明をしていると言います。今後、社会の仕組みを再構築していく上で、前提となる「人間」を考えることは必要不可欠です。そこで今回は、研究者が集まるリバネスのお二方に、この問いをぶつけてみたいと思います。まずはリバネスという会社について紹介してもらえますか。&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;span class="s-text-color-brown"&gt;&lt;strong&gt;代表取締役&lt;/strong&gt;&lt;strong&gt;社長&lt;/strong&gt;&lt;strong&gt;COOの髙橋修一郎氏（以下、髙橋）&lt;/strong&gt;：&lt;/span&gt;リバネスは大学の研究者が集まって2002年に設立した社員数70名ほどの会社です。我々研究者は科学技術に対する知的な好奇心が旺盛なところが特徴です。そこで得た知識は、世の中のためにもっと活かせるはずですし、未来を創ることに役立てられるはずだと考えています。リバネスでは「科学技術の発展と地球貢献を実現する」ことを理念とし、知識同士を組み合わせて、課題解決につながる新しい事業を生み出す仕事「知識製造業」を営んでいます。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;リバネスの事業の柱は４つあります。１つ目が、次世代を育成し、先端の科学技術と研究者の想いや考え方を伝えていく教育事業です。研究者や技術者と教育現場の連携を生みだし、次世代を担う子どもたちが最先端科学に触れる機会の創出や、研究活動の応援を行なっています。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;２つ目が、研究経験をもつ人材の新たなキャリアを形成し、これからの仕事や研究を創造する人材を育成する事業です。自らの好奇心や情熱のもとに世界初を生み出す研究的思考こそが、社会に新たな価値を創造することにつながるはずですが、博士課程を修了して専門性はあっても、その価値、専門性を社会で発揮できていない人が国内だけで１万人もいます。そういったドクターの活躍の場を広げていこうとしています。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;産業界の課題を解決できるような熱量やアイデアを持っている人はいっぱいいますが、彼らがどんな研究をやっているのかは表に出てきません。そういうドクターたちと、産業界の課題とを結びつけて新しい研究を生み出していく、研究応援プロジェクトが３つ目の取り組みです。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;さらに、世界の課題を解決する研究成果やアイデアの事業化を促進し、研究開発型・ものづくり型ベンチャーを育成する創業応援プロジェクトが４つ目となります。&lt;br&gt;　&lt;/p&gt;&lt;h3&gt;&lt;p style="font-size: 60%;"&gt;&lt;span class="s-text-color-brown"&gt;&lt;strong&gt;新しいテクノロジーがあっても社会で貢献できない「壁」&lt;/strong&gt;&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;&lt;/h3&gt;&lt;p&gt;&lt;strong&gt;――現在、リバネス傘下の「サイキテック研究所」では心理学や社会学などをもとに、特に感情・思考といった心に注目して「人間とは何か」を解き明かそうとしていますね。お二人が「人間とはなにか」という問いに興味を持ち始めたきっかけは何だったのでしょうか。&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;span...&lt;a href=https://www.future-society22.org/blog/takahashi&gt;Read More&lt;/a&gt;</description>
    </item>
    <item>
      <title>シリコンバレーはみんなの心の中にある場所。米中緊張関係があっても存在し続ける（NSVウルフ・キャピタル・マネージングパートナー/校條 浩)</title>
      <pubDate>Tue, 28 Jul 2020 23:46:33 -0700</pubDate>
      <link>https://www.future-society22.org/blog/nsv</link>
      <guid>https://www.future-society22.org/blog/nsv</guid>
      <description>&lt;p style="font-size: 80%;"&gt;イノベーションの世界的な中心地はどこかと聞かれて、米シリコンバレーが浮かばない人は少ないだろう。欧州、中国、イスラエルなど、世界各地にシリコンバレーを模したイノベーションハブを構築する動きが盛んだが、革新の聖地は今も輝きを失わない。世界最高峰の人材が集積するこの地で30年近くに渡ってビジネスを続けてきたのが、コンサルタントの校條浩氏。次々と変化するシリコンバレーの技術トレンドを吸収しながら、日本企業との橋渡し役を担ってきた。シリコンバレーの重鎮には、現在の世界経済の動向や技術の変化はどう見えているのか、Future Society 22が聞く。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;strong&gt;ーー校條さんは、1991年にシリコンバレーに渡り、長年コンサルティング会社やVCなどでスタートアップ投資や日本の大企業とスタートアップの橋渡し、大企業トップへのアドバイスなどの仕事などをされています。1990年代から30年間シリコンバレーの変遷を生き抜いてきた生き字引の方だと思っています。そこで、今日は米国シリコンバレーから見える未来社会の行方について伺えればと思っています。&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;strong&gt;　昨今の米中関係の対立を見るにつけ、グローバル化が逆回転している印象を拭えません。ドナルド・トランプ米大統領は「アメリカファースト」を掲げて経済圏を北米中心に移行させ、中国も対抗する形で独自の経済圏作りに励んでいます。既に貿易摩擦は激化していますが、経済のブロック化、そしてゆるかな”帝国化”への流れが避けられないようにも思えます。こうした状況は、シリコンバレーからどう見えていますか？&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;strong&gt;校條&lt;/strong&gt; 私の勝手な思い込みですけれど、一過性の現象ではないかと見ています。確かにグローバル化が進んだ結果、世界規模で格差の問題が取り沙汰されるようになりました。成功者とそうではない人の差が広がって、国民の不満が高まり、自国第一を掲げる指導者が支持を集める。アメリカだけでなく、欧州でもこうした動きが見られます。さらに情報技術が発　達した結果、不満の声が誰にも見えるようになりました。こうした状況が、より対立に拍車をかけていて、反グローバリズムといった活動に映るのだと思います。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;ただ、グローバル化はもはや政治家が人為的に止められるような流れではないと思います。世界各地にあまりにも深く入り込み過ぎているからです。例えば、私が拠点を置く米西海岸では、単純に「中国はけしからん」なんて言ってられない状況があります。スタンフォード地区に住み、地元の高校に通う高校生の半分以上はアジア人であり、多くは中国人です。経済が彼らで回っているんですね。学校だけでなく、企業も似た状況で、もはやそれを否定することは不可能に近い。こんな状況で中国を排斥せよと訴えても、土台無理な話だと相手にされません。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;確かに、メディアは盛んに米中の対立を喧伝します。しかし、シリコンバレーに関して言えば、この手の問題に乗って何かを主張する人は少ないと思います。というより、誰も興味を持っていません。そんな時間があるんだったら、目の前にある仕事に時間を割きますし、「早く自分が成功したい」という人が圧倒的に多いと思いますね。&lt;/p&gt;&lt;p style="font-size: 80%;"&gt;&lt;strong&gt;校條 浩&lt;br&gt;NSVウルフ・キャピタル・マネージングパートナー&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;&lt;p style="font-size: 80%;"&gt;小西六写真工業（現コニカミノルタ）にて写真フィルムの開発に従事。その後ＭＩＴマイクロシステムズ研究所、ボストン・コンサルティング・グループを経て、1991年にシリコンバレーに渡る。94年よりマッケンナ・グループのパートナーに就任。2002年にネットサービス・ベンチャーズを創業。2011年からは、先進VCに出資するNSVウルフ・キャピタルを立ち上げ、企業イノベーションを先導している。主な共著書に『ＩＴの正体』『シリコンバレーの秘密』（インプレスＲ＆Ｄ）、『日本的経営を忘れた日本企業へ』『成長を創造する経営』（ダイヤモンド社）。東京大学理学部卒業、同修士課程修了。米マサチューセッツ工科大学（ＭＩＴ）工学修士。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;strong&gt;ーーあまり、国際関係や周囲の状況に流される人は少ないと。&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;strong&gt;校條&lt;/strong&gt;...&lt;a href=https://www.future-society22.org/blog/nsv&gt;Read More&lt;/a&gt;</description>
    </item>
    <item>
      <title>機会の平等を作っているのは「愛と情報と金融」~社会の改善を迫るインパクト投資は確実に押し寄せる   (五常・アンド・カンパニー代表・愼泰俊氏 )</title>
      <pubDate>Fri, 07 Feb 2020 01:22:58 -0800</pubDate>
      <link>https://www.future-society22.org/blog/gojo</link>
      <guid>https://www.future-society22.org/blog/gojo</guid>
      <description>&lt;p&gt;新興国の低所得層に対して小口で融資する「マイクロファイナンス」事業を展開している五常・アンド・カンパニー。同社を率いる愼泰俊氏は「今後、中国とインドの台頭で世界政治はより混迷を深める」と予想している。世界のトレンドが変わろうとしているいま、社会をより理想に近い社会に導くために個人は何を志向し、どう行動すべきなのだろうか。愼氏と近未来社会について聞いた。（聞き手：Future Society 柴沼俊一、斎藤立、瀬川明秀/文・構成中尚子）&lt;/p&gt;&lt;p style="font-size: 80%;"&gt;&lt;strong&gt;慎泰俊／1981年生まれ TAEJUN SHIN&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;&lt;p style="font-size: 80%;"&gt;朝鮮大学校法律学科および早稲田大学大学院ファイナンス研究科卒。モルガン・スタンレー・キャピタル、ユニゾン・キャピタルで投資実務に従事。金融機関で働く傍ら、2007年に認定NPO法人Living in Peaceを設立し、平日の夜と週末をNPO活動に費やす。2009年に日本初となるマイクロファイナンス投資ファンドを企画後、 2014年に五常・アンド・カンパニー株式会社を創業。途上国の貧困層向けの金融サービスを提供している。&lt;a href="http://gojo.co/ja/"&gt;http://gojo.co/ja/&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;&lt;h3&gt;&lt;p style="font-size: 60%;"&gt;&lt;span class="s-text-color-brown"&gt;&lt;strong&gt;「機会の平等」は愛と情報と金融でできている&lt;/strong&gt;&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;&lt;/h3&gt;&lt;p&gt;&lt;strong&gt;――五常・アンド・カンパニー（以下、五常）はいま、何に取り組んでいるのでしょうか。&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;span class="s-text-color-brown"&gt;&lt;strong&gt;愼泰俊（以下、愼）：&lt;/strong&gt;&lt;/span&gt;五常は世界中で当たり前に金融サービスが使える世の中を作ることを目指しています。今はカンボジア、スリランカ、ミャンマー、インドの４カ国で事業を展開していて、グループ全体で社員が約3000人、お客さんがもう少しで60万人にいくくらいの規模になっています。&lt;/p&gt;&lt;p&gt; &lt;/p&gt;&lt;p&gt;そもそも、なぜこういった事業を始めたのか、というと「機会の平等」です。基本的人権が保障されているのであれば、機会の平等は愛と情報、金融へのアクセス、この３つを担保することで実現できると信じています。この中で金融へのアクセスが一番商売として成立させやすいと感じたので、ここから始めました。ただ、自分の人生においては、３つをどれも目指していきたいと思っています。&lt;/p&gt;&lt;p&gt; &lt;/p&gt;&lt;p&gt;すべてを射程に入れると30年とか50年の単位で目指すことになるでしょう。金融アクセスについては残り10年でほぼかたをつけたいと思っています。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;strong&gt;――　金融以外の愛と情報へのアクセスというのは何を指すのでしょう。&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;span class="s-text-color-brown"&gt;&lt;strong&gt;愼：&lt;/strong&gt;&lt;/span&gt;「愛へのアクセス」は自分を大切にしてくれる人へのアクセスを指します。大抵の場合は親がそれを担っています。愛情を受けることがないと心の基盤が作られにくいので、人と関係を作ったり努力したりするのが極めて難しくなります。これはすごく根本的な課題なのですが、無償の愛を利益がでる形で事業化するのはとても難しく、今は税金でなんとかするしかないのが現状です。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;もう１つ、「情報へのアクセス」は基本的な教育、公平なメディアの存在、インターネットなどの情報網へのアクセスを指します。新興国などインターネットが通じない場所で暮らしている人たちを見て、「幸せそうだから放っとけばいいじゃないか」という風に言う先進国の人もいます。でもそういった意見には、根底にパターナリズムが存在しているように思えて、私は嫌なのです。もちろん閉ざされた世界にいる人たちに世の中のあり方を伝えるとショックを受けるかもしれないし、悲しむかもしれない。ですが、世界の姿を知らないままに機会の平等を実現するのは難しいと私は考えています。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;　&lt;/p&gt;&lt;h3&gt;&lt;p style="font-size: 60%;"&gt;&lt;span class="s-text-color-brown"&gt;&lt;strong&gt;企業だって世界政府の一部を担える&lt;/strong&gt;&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;&lt;/h3&gt;&lt;p&gt;&lt;span...&lt;a href=https://www.future-society22.org/blog/gojo&gt;Read More&lt;/a&gt;</description>
    </item>
    <item>
      <title>エネルギーインターネット時代の到来--「自然電力」が取り組む分散型社会インフラとは   磯野謙氏（自然電力株式会社代表取締役）</title>
      <pubDate>Mon, 30 Dec 2019 21:43:34 -0800</pubDate>
      <link>https://www.future-society22.org/blog/isono</link>
      <guid>https://www.future-society22.org/blog/isono</guid>
      <description>&lt;p style="font-size: 80%;"&gt;未来社会がどうあるべきかについて、概念を語る人は数多くいるが、実際に描いた未来像を実現すべく行動を起こす人はあまり多くないーー。&lt;/p&gt;&lt;p style="font-size: 80%;"&gt;2050年、さらに22世紀を想定した未来社会について真剣に考え、行動している人たちを繋いでいくFuture Society 22。今回は自然電力株式会社の代表取締役である磯野謙さんを招き、お話を伺った。&lt;/p&gt;&lt;p style="font-size: 80%;"&gt;（聞き手　柴沼俊一　文・山田久美　構成Future Society 22）&lt;/p&gt;&lt;p style="font-size: 80%;"&gt;　　&lt;/p&gt;&lt;h3&gt;&lt;p style="font-size: 60%;"&gt;&lt;span class="s-text-color-green"&gt;&lt;strong&gt;会社のパーパスは「青い地球を未来につなぐ」こと&lt;/strong&gt;&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;&lt;/h3&gt;&lt;p&gt;&lt;strong&gt;ーまずは、自然電力とはどのような会社なのか、事業内容から聞かせて下さい。&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;strong&gt;&lt;span class="s-text-color-green"&gt;磯野：&lt;/span&gt;&lt;/strong&gt;自然電力は、東日本大震災の3カ月後の2011年6月に創業した会社です。事業内容は、自然エネルギーを使った発電所の開発から建設、運営まで、また、その電力を家庭や工場に使っていただけるよう電力小売り事業も行っています。小さな電力会社といったイメージでしょうか。太陽光から風力、水力、バイオマスまであらゆる自然エネルギーを扱っています。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;当初は3人の創業者が１人50万円ずつ出し合い、資本金150万円で始めた会社でしたが、今では手掛けているプロジェクトの総発電量は1000メガワットを超えています。これは原子力発電所一基分に相当する発電量です。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;プロジェクトは、国内は、北は北海道から南は石垣島まで90カ所以上に及んでいます。また、海外展開も進めているところで、先日は、洋上風力発電の合同会社をカナダの会社と創設しました。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;2019年10月にビジョンやミッションに代わって、代わりにパーパス（存在意義）を明確に打ち出しました。日本人の私にとって、ビジョンとミッションの違いは正直言ってよくわからず、あいまいな立ち位置のものを会社の柱に掲げるのはおかしいと思ったのです。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;strong&gt;ーなるほど。ビジョンは大げさだけど、パーパスは掲げることはできる。&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;span class="s-text-color-green"&gt;&lt;strong&gt;磯野：&lt;/strong&gt;&lt;/span&gt;そう。私たちのパーパスは明確です。それは、&lt;strong&gt;「青い地球を未来へつなぐ」&lt;/strong&gt;ということです。このパーパスを実現する上では、国内外は関係ありません。そこで、パーパスに基づいたビジョン＆アクション（私たちが実現したい世界）である「自然エネルギー100％の世界を共につくる」を実行するため、「2030年までに、196カ国に事業展開をする」という目標を掲げました。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;実際、世界規模で事業を展開していくには、それぞれの地域の方々とパートナーシップを結ぶ必要があります。そのため、自然エネルギー100％の世界を共につくる“コクリエーション”をキーワードにしています。&lt;/p&gt;&lt;p style="font-size: 80%;"&gt;&lt;strong&gt;磯野謙（いそのけん）&lt;/strong&gt;&lt;br&gt;自然電力株式会社 代表取締役社長） 慶應義塾大学環境情報学部卒業　2004年株式会社リクルートにて広告営業を担当。その後、2006念風力発電事業会社に転職し、全国の風力発電所の開発・建設・メンテナンス事業に従事。2011年6月、東日本大震災を機に自然電力株式会社を設立し、代表取締役に就任。自然電力の事業は太陽光・風力・小水力等の自然エネルギー発電所の発電事業（IPP）、事業開発・資金調達、アセットマネジメント、個人・法人向け電力小売事業など。ロンドンビジネススクールなどでMBA。&lt;/p&gt;&lt;h3&gt;&lt;p style="font-size: 60%;"&gt;&lt;span class="s-text-color-green"&gt;&lt;strong&gt;ローカル同士を繋ごう、中長期の視点でおカネの流れをつくろう！&lt;/strong&gt;&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;&lt;/h3&gt;&lt;p&gt;&lt;strong&gt;&lt;span...&lt;a href=https://www.future-society22.org/blog/isono&gt;Read More&lt;/a&gt;</description>
    </item>
    <item>
      <title>唯一の正しさに依存しないポストレリジョン時代 「虚構をより良く生きる知恵は掃除のなかにある」   (東京神谷町・光明寺僧侶/「未来の住職塾」塾長 松本紹圭氏)</title>
      <pubDate>Mon, 21 Oct 2019 08:21:33 -0700</pubDate>
      <link>https://www.future-society22.org/blog/matsumoto</link>
      <guid>https://www.future-society22.org/blog/matsumoto</guid>
      <description>&lt;p style="font-size: 80%;"&gt;東京大学を卒業し、寺の跡取りではないにも関わらず、僧侶になるという異色の進路を選んだ松本紹圭氏。神谷町光明寺の僧侶となってからは、僧侶向けの経営塾やインターネット寺院「&lt;a target="_blank" href="https://higan.net/"&gt;彼岸寺&lt;/a&gt;」の創設、お寺のスペースを開放する「お寺カフェ」の運営など、仏教界に新風を巻き起こしてきた。そんな松本氏が今フォーカスしているのが「掃除」だ。掃除は国境や宗教、人の心にある壁も越境していくという氏の考える未来社会、「ポストレリジョン時代」とはいったいどんな時代なのか。（聞き手：柴沼俊一/写真：内山その/構成：崎谷実穂　瀬川明秀）&lt;/p&gt;&lt;p style="font-size: 80%;"&gt;&lt;strong&gt;松本紹圭（まつもと・しょうけい）&lt;/strong&gt;&lt;br&gt;1979年北海道生まれ。東京神谷町・光明寺僧侶。未来の住職塾塾長。世界経済フォーラム（ダボス会議）Young Global Leader。武蔵野大学客員准教授。東京大学文学部哲学科卒。2010年、ロータリー財団国際親善奨学生としてインド商科大学院（ISB）でMBA取得。2012年、住職向けのお寺経営塾「未来の住職塾」を開講し、7年間で600名以上の宗派や地域を超えた若手僧侶の卒業生を輩出。近著に『掃除道入門 SOJI-DO こころを磨く、世界を磨く掃除の教え』。お寺の朝掃除の会「Temple Morning」の情報を&lt;a target="_blank" href="https://twitter.com/shoukeim"&gt;自身のツイッター&lt;/a&gt;で発信中。最近は&lt;a target="_blank" href="http://note.mu/shoukei"&gt;note&lt;/a&gt;でも情報発信中。&lt;br&gt; &lt;/p&gt;&lt;h3&gt;&lt;p style="font-size: 60%;"&gt;&lt;span class="s-text-color-green"&gt;&lt;strong&gt;オープンスペースに経営塾。お寺を変革する試み&lt;/strong&gt;&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;&lt;/h3&gt;&lt;p style="font-size: 100%;"&gt;&lt;strong&gt;—— 松本さんは、東京・神谷町「光明寺」の僧侶であり、仏教の世界を変える活動を多数手がけられています。本日取材をしている光明寺でも、意欲的な取り組みをたくさんされていますよね。本堂前はイスとテーブルが並べられていて、カフェのテラスのようになっています。誰でも参加できる、朝に境内を掃除する活動もされていますね。&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;&lt;p style="font-size: 100%;"&gt;&lt;span class="s-text-color-green"&gt;&lt;strong&gt;松本紹圭（以下、松本）：&lt;/strong&gt;&lt;/span&gt;本堂前のテラスは「神谷町オープンテラス」と名付けて、オープンスペースにしているんです。朝や昼には、コーヒーやランチなどをお持ちになってくつろいでいらっしゃる方がたくさんいます。掃除は「テンプルモーニング」ですね。テンプルモーニングはうちだけでなく、全国各地のお寺でも実施されている活動です。&lt;/p&gt;&lt;p style="font-size: 100%;"&gt;&lt;strong&gt;—— お寺って、こんなに気軽に入れるところだとは知りませんでした。お坊さん向けの経営塾も開かれていますね。お坊さんが経営？と思いましたが、松本さんは2010年にインド商科大学院でMBAを取得されているんですよね。&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;&lt;p style="font-size: 100%;"&gt;&lt;span class="s-text-color-green"&gt;&lt;strong&gt;松本：&lt;/strong&gt;&lt;/span&gt;はい。MBAを持っているから経営塾をやっているというわけではないのですが、お寺もやっぱりマネジメントが必要なんですよ。お寺というのは現在、全国に7万もあるんですよね。これまで檀家制度というものの上に成り立っていたわけですが、檀家制度が失われつつある今、経済的に苦しいお寺も増えてきました。お坊さんの生活が成り立たないのは、それはそれで困る話ですが、日本の風景としてのお寺が消えていってしまうのはやはり寂しい。そこで、お寺を預かっている住職の方、これから住職になる方にむけて、これからどうしたらいいのかを考える学びの場が必要だと思ったんです。そこで2012年に創ったのが「未来の住職塾」です。お寺同士って仏教という共通項がありながら実はなかなか一つになれないんですよ。宗派意識がすごく強くて。&lt;/p&gt;&lt;p style="font-size:...&lt;a href=https://www.future-society22.org/blog/matsumoto&gt;Read More&lt;/a&gt;</description>
    </item>
    <item>
      <title>経済資本主義だけじゃない！地域、つながり、自然環境を軸に打ち出す「鎌倉資本主義」新しい「日本型経営のカタチ」 （面白法人カヤック社長　柳澤大輔氏）</title>
      <pubDate>Thu, 14 Mar 2019 07:37:27 -0700</pubDate>
      <link>https://www.future-society22.org/blog/yanagisawa</link>
      <guid>https://www.future-society22.org/blog/yanagisawa</guid>
      <description>&lt;p&gt;「面白い」を主軸にWebコンテンツ事業を手がけて創業20年。上場企業で唯一、鎌倉に本社を置く面白法人カヤック。そんなカヤックが近年、次なる展開を見せている。「鎌倉資本主義」を提起し、地元・鎌倉のコミュニティと共に新しい社会システムの在り方を問おうとしている。経済資本に加えて地域、つながり、自然環境を軸に打ち出す鎌倉資本主義は、Future Society 22が未来に見据える「共感資本主義」と相通じるものがある。「面白いのがいい、鎌倉がいい、という論理が最近になってようやくそのまま通るようになってきた」と語る創業メンバー・代表取締役CEOの柳澤大輔氏に話を聞いた。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;strong&gt;――面白法人カヤックは神奈川県の鎌倉という土地にこだわり、本社を鎌倉に置いています。東京都心から約1時間で到着するとはいえ、効率性の観点から考えると疑問視する声もあるかと思います。より便利な土地に本社を置いた移動したほうが、企業経営としてはメリットが得やすいはずです。それでもあえて鎌倉という土地にこだわっている理由は何でしょうか。&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;span class="s-text-color-black"&gt;&lt;strong&gt;柳澤：&lt;/strong&gt;&lt;/span&gt;僕らは「面白法人」と称して、企業経営やサービスでも“面白さ”を前面に押し出していきました。「どうして“面白さ”なんですか。やはり、面白い方が仕事の生産性が上がるんですか」とか、「効率がいいし、社員の成長が速いんですか」とかよく聞かれました。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;でも、僕らは創業した20年前から「いやいや、そういうわけじゃなくて、単に面白く働きたいからです」と回答していました。2014年に東証マザーズに上場してからも、一貫して同じことを言っています。&lt;/p&gt;&lt;p style="font-size: 80%;"&gt;&lt;strong&gt;柳澤大輔（やなさわ・だいすけ）&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;&lt;p style="font-size: 80%;"&gt;面白法人カヤック代表取締役CEO。1974年生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒業後、ソニー・ミュージックエンタテインメントに入社。1998年、学生時代の友人とともに面白法人カヤックを設立。2014年に東証マザーズに上場。鎌倉に本社を構え、ゲームアプリ、キャンペーンアプリ、Webサイトなど、オリジナリティのあるコンテンツを発信。ユニークな人事制度、斬新なワークスタイルを導入し、「面白法人」のキャッチコピーのもとで新しい会社のスタイルに挑戦中。2013年、鎌倉に拠点を置くベンチャー企業の経営者とともに地域団体「カマコン」を立ち上げ、地域コミュニティの活性化に取り組む場を提供している。2017年10月に建長寺で「鎌倉資本主義を考える日」を開催。地域に根ざした新しい経済活動のモデルづくりに取り組んでいる。&lt;/p&gt;&lt;h3&gt;&lt;p style="font-size: 60%;"&gt;&lt;span class="s-text-color-brown"&gt;&lt;strong&gt;時代がGDP偏重を疑問視し始めた&lt;/strong&gt;&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;&lt;/h3&gt;&lt;p&gt;&lt;span class="s-text-color-black"&gt;&lt;strong&gt;柳澤：&lt;/strong&gt;&lt;/span&gt;「なんで鎌倉にいるんですか」というご質問ですが、それも同じで、「鎌倉にいたいからです」という回答になるんです。別に生産性が高くなるからやっているわけじゃなくて、それが面白いと思うし、そうしたいから、やっている。ただそれだけなんです。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;こういう理屈は20年前だとそのまま通ることが少なかったのですが、最近はだいぶ通るようになりましたね。社会の潮流がこのような価値観をそのまま受け入れるようになったということだと思います。それが、最近になって少しずつ議論されている「GDPだけで人間社会の幸福や成長がすべて説明できるのか」といった話題と全部リンクしているんだと思うんです。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;strong&gt;――昨年（2018年1月）、柳澤さんは&lt;a target="_blank" href="https://www.amazon.co.jp/dp/4833423049/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_t1ZJCbRSK31CV"&gt;『鎌倉資本主義』&lt;/a&gt;（発行はプレジデント社）という本を出版されました。そこにつながるお話しでもありますね。&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;span...&lt;a href=https://www.future-society22.org/blog/yanagisawa&gt;Read More&lt;/a&gt;</description>
    </item>
    <item>
      <title>人間の脳の信号はゼロイチではない。 脳の可能性を知ればシンギュラリティを超えた世界が見えてくる (DAncing Einstein CEO 青砥瑞人氏)</title>
      <pubDate>Tue, 22 Jan 2019 01:18:38 -0800</pubDate>
      <link>https://www.future-society22.org/blog/aoto</link>
      <guid>https://www.future-society22.org/blog/aoto</guid>
      <description>&lt;p style="font-size: 80%;"&gt;未来社会をひもとく上で欠かせないのが、人そのものへの理解。今回、脳神経科学の研究成果を教育・学習に応用する活動を展開しているDAncing Einstein（ダンシング・アインシュタイン）のファウンダー・CEO、青砥瑞人氏に話を聞いた。青砥氏は脳の研究成果と、そこから見えてきた脳の無限とも言える可能性を引きだしつつ、「シンギュラリティ」に対してあっさりと異を唱える。人は自分の脳の可能性を知れば知るほど、未来をより正確に見定めることができるようになるのかもしれない。青砥氏との対話を通じて未来社会を探った。（Future Society 22）&lt;/p&gt;&lt;p style="font-size: 100%;"&gt;&lt;span class="s-text-color-black"&gt;&lt;strong&gt;――青砥さんは日本の高校を中退した後、米UCLAの神経科学学部を飛び級卒業というユニークな経歴をお持ちです。そして脳科学の研究成果を人々の学習・教育につなげる「NeuroEdTech」を提唱し、DAncing Einsteinを通じて様々な活動を展開している。2016年には凸版印刷と共同で脳神経科学を活用した教育プログラムを開発し、凸版印刷の社員教育に導入しました。&lt;/strong&gt;&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;span class="s-text-color-black"&gt;&lt;strong&gt;Future Society 22では、過去、現在、未来を主に技術、経済、社会、文化の切り口から探ってきました。しかし、人間そのものを見ることも欠かせません。そこで、脳神経科学を教育や学習という切り口からクロスオーバーさせる形で見ていらっしゃるのお話しを頂戴しながら、未来社会を考えるヒントを探りたいと考えました。まずは、脳神経科学の研究分野のトレンドについてから聞かせていただけますか？&lt;/strong&gt;&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;strong&gt;青砥：&lt;/strong&gt; 10年ほど前までは、脳の各部位がどんな機能を担っているのかを探ることに軸が置かれていました。解剖学的な観点で、各部位を細胞・分子レベルに突き詰めるというものです。それによって脳の中でいろいろな処理が行われているのがわかってきました。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;しかし、脳は単機能の集合であるという解釈ができるようになってくる一方、それでは説明しづらいことも起きています。例えば、脳のある一カ所が悪化したからといって、そこで担っていた機能が完全にできなくなるとは限らない。これが脳の興味深いところです。&lt;/p&gt;&lt;p style="font-size: 80%;"&gt;&lt;strong&gt;青砥瑞人（あおと みずと）&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;&lt;p style="font-size: 80%;"&gt;&lt;strong&gt;DAncing Einstein（ダンシング・アインシュタイン）ファウンダー CEO&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;&lt;p style="font-size: 80%;"&gt;日本の高校は中退、米国の大学UCLA（カリフォルニア大学ロサンゼルス校）にて神経科学学部を飛び級卒業。脳神経の奥深さと無限の可能性に惹かれ暇さえあれば医学論文に目を通す「脳ヲタク」。一方で教育には特に熱い情熱を持ち、学びの楽しさと教えの尊さを伝えることが生きがい。研究者ではなく、「研究成果たち」をコネクトし、研究成果たちを教育現場・ヒトの成長する場にコネクトし、ヒトの学習と教育の発展に人生を捧げる。脳×教育×ITの掛け合わせで世界初の「NeuroEdTech」という分野を立ち上げ、実際にこの分野でいくつも特許を取得している。ドーパミン（DA）があふれてワクワクが止まらない新しい教育を想像するべくDAncing Einstein co. Ltd.を創設し、教育者、学生、企業と垣根を越えてヒトの成長に関わることを楽しんでいる。創設間もないが、国連関連のイベントや国を巻き込んだプロジェクトも楽しんでいる。&lt;/p&gt;&lt;h3&gt;&lt;p style="font-size: 60%;"&gt;&lt;span class="s-text-color-brown"&gt;&lt;strong&gt;脳は3つのネットワークを行き来しながら活動している&lt;/strong&gt;&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;&lt;/h3&gt;&lt;p&gt;&lt;strong&gt;青砥：&lt;/strong&gt;そういうわけで、ここ5年ほどは、脳の各部位をネットワークとして見る流れが起きています。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;span class="s-text-color-black"&gt;ここ10年で&lt;/span&gt;&lt;a&gt;&lt;span class="s-text-color-black"&gt;特に&lt;/span&gt;&lt;/a&gt;&lt;span...&lt;a href=https://www.future-society22.org/blog/aoto&gt;Read More&lt;/a&gt;</description>
    </item>
    <item>
      <title>「今直面する変化の本質を改めて考える」 ~2019年の始まりにあたって（代表幹事 / 柴沼俊一）</title>
      <pubDate>Sun, 06 Jan 2019 19:08:45 -0800</pubDate>
      <link>https://www.future-society22.org/blog/2019-shibanuma</link>
      <guid>https://www.future-society22.org/blog/2019-shibanuma</guid>
      <description>&lt;p style="font-size: 100%;"&gt;「シンギュラリティ」という言葉が、市民権を持ち始めました。人々はテクノロジーの進化に期待を膨らませる一方で、絶対的かのように思っていた人間の能力に不安を覚え始めています。2年前にFuture Society22の活動を始めたのは、このどこか不安定な局面において、様々な視点から物事を見て、過去を知り、今を見つめ、改めて明るい未来社会を描く活動をしたいと思ったからです。この2年間様々な各界のリーダーのみなさんと対談を重ねて、多くの気づきをいただきました。2019年を始めるにあたり、一度私なりに振り返っておきたいと思います。&lt;/p&gt;&lt;p style="font-size: 100%;"&gt;　　　&lt;/p&gt;&lt;h3&gt;&lt;p style="font-size: 60%;"&gt;&lt;span class="s-text-color-brown"&gt;&lt;strong&gt;300年、100年変化が同時に起きている&lt;/strong&gt;&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;&lt;/h3&gt;&lt;p&gt;歴史に照らして今を見ると、300年サイクルでおきる変化と100年単位で起きる変化が、オーバーラップしながら同時発生している、という非常に珍しいタイミングだと思います。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;まず、300年続いてきた工業社会・金融資本主義の流れが、デジタルを始めとするテクノロジーの進化により、21世紀に入って急速に「限界費用ゼロ社会＋共感資本主義」にシフトしつつあることは、周知の事実となりました。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;このような変化の中で、テクノロジーが人間を代替するのでは？という不安が蔓延っているわけですが、2017年度の様々な対談を通じてわかったことは、「テクノロジーが進んだとはいえ、まだまだ人間の神秘を解き明かすには至っていない。」ということです。テクノロジーはあくまでツールにすぎない、一部機能代替・補完はあるものの、ホリスティックな意味で人間を代替するには至らないという、ということが分かってきました。　　&lt;/p&gt;&lt;h3&gt;&lt;p style="font-size: 60%;"&gt;&lt;span class="s-text-color-brown"&gt;&lt;strong&gt;「権利義務関係性」からの脱却&lt;/strong&gt;&lt;/span&gt;&lt;/p&gt;&lt;/h3&gt;&lt;p&gt;そこで、2018年度は「そもそも人間とは何か」「未来社会として、どのような社会を“目指して”いくのか」という２つの論点を軸に対談を重ねてきました。一連の対談のリンク一覧は文末にご紹介しますが、以下はみなさんからお話を伺った中で、FS22が感じとったポイントの列挙です。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;「人間の意志は、環境によって決められるアルゴリズム（受動意志）である。」&lt;/p&gt;&lt;p&gt;「人間の幸せは、与えられるものではなく、誰かにしてあげることで得られる。」&lt;/p&gt;&lt;p&gt;「人間の“心”とは、文字の発明というシンギュラリティによって生まれたものである。」&lt;/p&gt;&lt;p&gt;「人間の思考は、テクノロジー進化による身体拡張に伴って進化する。」&lt;/p&gt;&lt;p&gt;「人間の能力は、微分された世界を見つつ、原型を探す積分的な思考力である。」&lt;/p&gt;&lt;p&gt;「人間のWell...&lt;a href=https://www.future-society22.org/blog/2019-shibanuma&gt;Read More&lt;/a&gt;</description>
    </item>
  </channel>
</rss>
